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日記/2013ネットショップ的なページを | 13.12.11 (水)

日記 2013-11-27~2013-12-11

 夕方の光

赤塚氷川神社前の参道。けやき並木。夕暮れ時にきれいな場所なので、ついつい撮ってしまい、似たような写真がたまっていく。

ちゃんとネットショップ的なページを作ろうと、古いエントリを移動させたり結合したり新たに書いたりしてるけど、なかなか進まない。

Amazon と パブー以外にも販路を増やそうとすると、こちらの手間が格段に増えるわけで。 そして、Amazon ですらそんなに売れてないものが、他所で売れるわけもなく。

すごく不毛なことをやってる感じが。

『トムと波止場の大砲』について。センチピーズの一石三鳥の復讐のくだり。過去の邦訳のどれもが「ぼくたちはコンウェイのお母さんを(コンウェイのお母さんだから)憎んでいた(だからイタズラで復讐する)」としていたんだよね。

自分の英語力に自信がないから、すごく悩んだんだけど、センチピーズがコンウェイの母親を憎んでいたとすると、イタズラの内容(ミークスさんと結婚したいコンウェイ未亡人を結果的に応援する)と矛盾してしまうので、「コンウェイ未亡人はたしかにビル・コンウェイの母親であったけど、ぼくたちはあの憂いをおびた人が嫌いではなかった」と訳した。実際、逐語的に訳してもそうとしか訳せなかったし。

でも、過去の邦訳はプロの翻訳家による訳文だからなあ……。ドキドキ。

あとがきでも書いたけど検索エンジンがあるかないかってのはでかい。翻訳家にとっては機械翻訳があるかないかよりでかいだろう(←そりゃそうだよ!)。マジで、最強の英英辞書だ>検索エンジン。

過去の邦訳では、ペティンギルのことをホイットコムが「オールド・スクラッチのようだ」と評すくだりを、「彼のバイオリンの音色は錆びたのこぎりの音のようだ」と訳してあった。オールド・スクラッチが何かわからなかったのか、説明がめんどくさかったのか。英語学習者向けの対訳本だったから、説明がめんどくさかったってことはないと思うのだけど。

今なら、オールドスクラッチが米国の民話に出てくる悪魔の名前だということは、検索エンジンですぐにわかる。すごいね。……とはいえ、それがわかったところでホイットコムが「オールド・スクラッチのようだ」と評した理由はわからず、私の個人的な憶測を訳注に長々と書いてしまったのだけれども。

あとは訳で悩んだのは……『リバーマスの冬』かな。Sometimes I played dominos with him,and sometimes Miss Abigail read aloud to us, pronouncing "to" toe, and sounding all the eds.の部分。

直訳すれば、「ときどき、ぼくは彼とドミノをして遊んだ。そしてしばしばミス・アビゲイルは『to』を爪先と、『~eds』を全部発音しながら読み上げた」だろうか。もはやなぞなぞである。

北国の冬の晩の過ごし方であるから、アビゲイルさんが余興として変な発音で朗読してトムを楽しませたということかもしれない。でも、次のパラグラフに「アビゲイルさんのナッター家の管理について、もうすこし」とあるので……どう訳したか、それは買って読んでのお楽しみです(笑)かなり冒険した意訳にしました。でも、なぞなぞに正解したと自分では思っているんだけどな(←赤っ恥になりませんよーに……)

さて、十月末にはリリースするつもりだった『トムと波止場の大砲』をなんとかリリースし終えて、年賀状も書かねばならんし、マンガの仕事はないけれど、やるつもりのことは山積み。

ネットショップのカテゴリを充実させて、取材に言って、描きかけのマンガを仕上げないと。

日記がおろそかになってすいません。(商売ッ気丸出しの更新が続いてたもんで、みんな嫌気がさしてるだろうと怖れながら)

The Correspondents - Fear & Delight (Official Video) - YouTube

ゾートロープ風のゾートロープじゃない映像。たぶん、映像作家は本物のゾートロープを使ったアニメーションも PV のどこかに入れたいという欲求と戦ったんじゃなかろうか。というか、私だったらゾートロープ風じゃなくて本物のゾートロープの映像だけでPVを作ろうとしただろうから、そう勘ぐってしまう。

その欲求を押さえたのが正しいのか、そうでもないのか、よくわからない。面白い映像だなあ、と思うと同時に「なんだ、本物のゾートロープじゃないのか」っていう軽い失望があった。

メイキングも面白い。やっぱり複数カメラで撮ったのね。実はカメラは一台だけで、あとは努力でなんとかしたとかだったらビックリできると思ったのだけど。

初期のタイムスライスとか「ワイヤーに吊られた状態で役者ががんばって『じっとして』撮ったようなやつもあったしさ。努力だ努力!

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