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感想文/展覧会展覧会:『紙の着物・紙の服』 | 06.10.17 (火)

紙の博物館 企画展:『紙の着物・紙の服~紙の装い~』

王子に散歩に行ったついでに見てきました。

企画展は、展示室1つでやってる小規模なものでしたが、 なかなか見ごたえがありました。

> 紙を素材とした衣服には、大きく「紙衣」(かみこ)と「紙布」(しふ)の2種類があります。芭蕉も愛用していたという「紙衣」は大きな厚手の和紙をこんにゃく糊で貼り合せ、柿渋などを塗って丈夫にし、揉んだものを着物や帯に仕立てたものです。

> 元々は僧侶の衣服でしたが、戦国武将たちの陣羽織などにも用いられるようになります。手触りがやわらかく、軽くて暖かいので紙が広く使われるようになった江戸時代には庶民の防寒着となりました。

> 一方の「紙布」は細く切った和紙にヨリをかけて作った紙糸を織って布にしたもので、江戸時代に木綿や麻が貴重品だった山陰や東北地方などで生産されていました。

紙衣は触ることはできませんでしたが、見た目はやはり紙。 風流ではあるけれども、夕立にあいたくない着物のような気はしましたね。 紋様の色味とかタッチは布製品には出来ないものがあって興味を惹かれました。

驚いたのは紙布の方。サンプルが置いてあって触ることができたのですが、 言われなければ紙製品とは気付かないほど布っぽいんですね。

考えてみれば木綿にしろ麻布にしろ、 植物繊維をよって織ったものなわけで、 同じく植物繊維の集合体である紙を糸状にして織れば布になるのも当然なのかもしれませんが。

企画展より常設展

初めて訪れましたが、紙の博物館は企画展より常設展の方に重きがある博物館でした。 入館料 300 円も企画展の入場料ではなく、博物館そのものの入館料でしたし。

常設展示物の製紙機械や様々な紙の種類を見てるとなかなか感じ入るものがあります。 ごはんを食べるときにお百姓さんありがとうと思うように、 本を出すときには紙梳きさんありがとうと感謝しようと思いました。

papermuseum.jpg
(写真引用元:紙の博物館パンフレット)

単純に〝工場の機械ってデケーッ!かっこえー!〟な楽しみ方が普通だと思いますが。

印刷博物館とあわせて見ると、 自分が出版業界通になったような気になれるかもしれません。なれないかもしれません。

また、紙の博物館は受付で許可を得れば、館内で撮影してもいいみたいです。 問答無用で館内撮影禁止という博物館・美術館が多い中、これは好感が持てました。

ミュージアムショップが貧弱、かも

規模としては普通のミュージアムショップなんですけど。

紙の博物館ってある意味ぶっちゃけ正味な話まぁ建前では博物館でも、 王子製紙のショールーム的な面があるような気がしてしまうのは立地的に否定できないので、 それを考えると、もっと面白い紙製品を充実させて欲しいかなと思いました。

ってゆーか、紙衣売ってくれ、みたいな。 ちゃんちゃんこでいいから。

『金唐革紙のしおり』は、 欲しいと思いました。 たぶん、自分の性格からすぐ紛失してしまうだろうと思えたので買いませんでしたけど。 金唐革紙はかっこいいですよ。 これは実物を見る価値があります。 第4展示室で見られるのでぜひ。

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