マンガ: 『まっすぐ天へ』感想

『まっすぐ天《そら》へ』

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  • 著者:的場 健
  • 出版:講談社
  • 税込価格:¥540 (本体: ¥514)

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軌道エレベーターが主題のマンガ。それだけで十分じゃないか。他に何を望むというのか。

…しかし残念ながら、第一部完。 仮に第二部が始まっても企画の大幅変更は避けられなさそうな雰囲気だ。。

以下のような点が問題だったのかと思う。

  • ドキュメンタリーの面白さとフィクションの面白さは違う。プロジェクトXのようなエレベーターの建造に着手する以前での難航を描く必要があったのかどうか。
  • 女性キャラの欠如。これまたプロジェクトXの悪影響か。差別的でもある。なにより美しい女性を描けるという作者の強力な武器が持ち腐れじゃないかと。
  • 軌道エレベーターという主題に興味がもてるのはSFオタか技術オタのみ。しかしその手の人種は軌道エレベーターに熟知しているという罠。
  • なにやらたくらむ米大統領や理解のない上司など、ようやく一般読者が興味を持てる要素が出てきたというのに打ち切ってしまう判断のマズさはどうなのか。

しかし、そんなことはどうだっていいのだ。なぜならこれは軌道エレベーターのマンガだから。

上記のような一般論的問題点なんざ軌道エレベーター好きにとって何ら問題じゃないのだ。 軌道エレベーターが主題のマンガ。それだけで十分じゃないか。他に何を望むというのか。

第二部は講談社ブルーバックス書き下ろしで出してくれないかな、などと言ってみる。

その際の主人公は飛騨の娘で、ぜひ。なんつって。

(追記:2016-06)12年ものあいだ、この記事内で作品タイトルの『まっすぐ天《そら》へ』を『まっすぐ空へ』と間違えていたことに気がつきませんでした。いまさら遅いと思いますが、役に立たない感想エントリですんませんでした。

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