このアラゴルンはない。 アニメ『指輪物語』(1978)の感想

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このアラゴルンはないよな……

借りたまま見るのを忘れてたアニメ版「指輪物語」を見た。延滞料600円。

お話は
「5日後の朝、ガンダルフが戻ってきてオークの大軍をけ散らすまで」
だったので、今後のネタバレは知らずにすんだ。

で、感想。うーん、たしかにコレはひどい。 演出がもう「基本ができてない例」の見本市かというほど。

シナリオは原作の半分(?)を一本にまとめただけあって、実写版よりテンポ良くすすむ。 が、あまりに端折りすぎ。

原作を読んでいない俺でさえ、
「え?そこ削るんだ?」
と思う部分が多かった。

実写版なり原作なりに先に触れておかねばわけがわからなかったはずだ。

あー、でも、予想してたひどさとは違うタイプのひどさだったかな。 アニメってことで子供向けの幼稚化という方向でのひどさかと思っていたから。 (吹き替えの翻訳には、そういうノリが見える。字幕はマトモだった)

いや、真面目に作ってますよ。 お金もかかっていると思う。 実写を彩色した人力トゥーンシェーディング。偉大なる徒労。

実写彩色アニメって手塚先生のバンパイヤでもやってたような。 当時の流行だったんか?(いや、制作時期が重なっているかどうか知らないけど) もっとも、失敗してるが。

つーか、中盤くらいまでは頑張って実写をトレースしてセルアニメ風にしているんだけど、 後半で資金が尽きたのか〆切に追われたのか面倒になったのか加速度的に、〝実写を二値化して彩色しただけ〟な部分が増えていき、 同じ画面内にアニメ絵っぽいレギュラー陣と実写そのままの名も無き脇役が混在してて、 すごくキモい画面に。

なんか「ツインゴッデス」かと思った(←思うなよ)

まあそんなわけで(何が?)、 ひどいはひどいけど変な個性はあるから借りて観る価値くらいはあるかな、と。

でもフロド達がスネ毛むき出しなのはきっついなぁと思ったナリよ。

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